第111回卒業生の卒業証書授与式が行われました

2026年3月19日(木) 第111回卒業証書授与式が挙行されました。


15歳で親元を離れ、寮に入り、新しい分野を学ぶことは
生徒自身にとっても、ご家族の方にとっても大きな決意があったことと思います。

あらためて、日専校を選び、入学してくれてありがとう。

卒業生たちは、4月より日立グループ各社に入社し、世界に羽ばたいていきます。

式中では、
日立製作所 代表執行役社長 德永俊昭 より届いた
ビデオメッセージが放映されました。


=メッセージ全文=

卒業生の皆さん、ご家族の皆さま、ご卒業おめでとうございます。
日立製作所の德永です。

3年間にわたり、日立工業専修学校で日々技能を磨き、
晴れてきょうこの日を迎えられた皆さんに、日立グループ28万人を代表して、心からのお祝いをお伝えします。

また、18歳になるまで青葉台団地で過ごした私にとって、日専校は常に身近な存在でした。
本日、ビデオを通じてではありますが、こうしてメッセージをお届けできることを大変嬉しく思います。

改めて申し上げるまでもなく、本校は、日立製作所の創業と同じ1910年に、
小平浪平創業社長の「事業の成否は人にあり」との強い信念から誕生しました。


最初の卒業生は、わずか2名だったと伺っています。
しかし、その2名から始まった日立の「モノづくり・人づくり」の歴史が、
今115年の時を超え、皆さんに受け継がれています。

本校での3年間で皆さんが身に着けたのは、技能だけではありません。
110年以上にわたって先人たちが大切にしてきた、日立精神そのものです。
4月から、同志を持つ皆さんを職場の仲間としてお迎えできることを、従業員一同 心待ちにしています。

今、社会は、デジタル化が進み、AIが急速に普及するという大きな変革期にあります。
こうした中で、社会インフラを支え続けるために日立が求めているのが、
伝統的な「匠の技」とデジタル技術の知見を併せ持った「デジタル匠」の存在です。

それは、単に最新のデジタル技術を使いこなせる人財ではありません。
現場で起きていることをデータ化し、自らの知恵と技術で世の中に無い新たな価値を生み出して、
お客様や社会に貢献するプロフェッショナルです。

皆さん一人ひとりが、4月から始まる社会人生活の中でさらに研鑽を重ねられ、
新しい時代のモノづくりを最前線で切り拓く「デジタル匠」として活躍されることを、心から願っています。

どれだけデジタル化が進む中でも、日立の原動力は、
「打ち込め魂 仕事の上に」という言葉にあるとおり、モノづくりに対する強い思いです。
この思いを未来に受け継いでいくためには、皆さんのような、
日立のモノづくりの未来を担う人財が学び、育つ環境を整えることが重要であると考えています。

私は今、日立地区をモノづくり人財育成の新しい拠点とし、
日専校をさらに進化させるための準備を進めています。
将来皆さんが、「日専校の卒業生でよかった」と胸を張れるよう、
経営として全力で取り組んでいくことをここでお約束します。

卒業生の皆さん、ご友人との絆を大切に、
そして支えてくださったご家族への感謝を忘れずに、人生を歩んでいってください。
皆さんの4月からの活躍を、私は経営者としてだけでなく、いわば家族のような気持ちで、見守っています。

日立の、そして日本の未来を、ともに創っていきましょう。
本日は本当に、おめでとうございます。

以上

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